小説を読んだ

最近ある小説を見ました。

本の名前は忘れてしまったのですが、面白かったので紹介しようと思います。

 

内容はある男の研究員の息子が主人公で、研究所で別の女の研究員の娘の少女と出逢い、仲良くなり将来は結婚を誓います。

 

その二人は両方両親が離婚していて、片親で育ってきました。

 

ある日主人公の少年と少女の片親同士が結婚して二人の両親になるという話を少年たちに持ちかけられます。

 

そうなると少年と少女は兄弟になるため、結婚できないということを悟ります。

 

二人は研究所にある開発途中の平行世界へ行けるカプセルに二人で入り、

それぞれの親が結婚しない世界線へ移動を試みるというお話です。

 

ここからはネタバレなのですが、主人公と少女は同じカプセルに入り、平行世界へ移動を試みるのですが、失敗に終わり、少年の方は何事もなく戻ってきてしまいました。

 

ふと隣の少女を見ると、目を覚まさず、なんと脳死しているのでした。

 

何が合ったのかというと、どうやら少女は平行世界へ行ったタイミングで運悪く車にはねられ、元の世界へ戻ってくる事ができない状態になっているようでした。

 

主人公は生涯をかけてその女の子を救うべく、平行世界にいく研究をして

彼女が死なない世界線へ移動しようとします。

 

しかし、何度繰り返してもその少女と主人公が出会う世界線だと、少女が死んでしまう結果になるのでした。

 

そして主人公はその少女と出会うことのない世界線へ移動するという究極の選択をするのでした。

 

おしまい。